簿記を学んで会社(マイクロ法人)を立ち上げ、事業成功からのFIREを目指す新米社長の壮大なる備忘録

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カリラ12年はどんな味?レモンと軽い煙が広がる、透明感のあるアイラモルト

レモンと海峡、軽やかな煙を表したアイラモルトのイメージ息抜き
更新 2026.08.01

ウイスキーの公式テイスティングノートに「歯科用マウスウォッシュ」と書いてあったら、どう受け取ればいいのでしょうか。カリラ12年の商品ページで実際にこの表現を見かけて、思わず読み直しました。

しかもこれが、カリラの個性を伝えるための言葉なのです。ほかにも柑橘、浴用オイル、オリーブオイル、石けんといった表現が堂々と並んでいます。まだ飲んだことのない銘柄ですが、この不思議な言葉選びが気になって、公式情報を読み込んでみました。

「マウスウォッシュ」は公式の表現です

カリラ12年は43%、米国公式表示で750ml、色は淡い麦わら色。公式の香りの欄には、控えめな柑橘、浴用オイル、歯科用マウスウォッシュとあり、しかも「煙はほとんど感じない」とまで書かれています。アイラモルトの自己紹介として、なかなか思い切った書き方です。

ラフロイグが海藻や薬品を掲げ、アードベッグがタールを掲げるのと同じで、よそでは敬遠されそうな言葉を個性として堂々と書く。アイラ島の蒸溜所は、このあたりの開き直りがそろって潔いのが面白いところです。

オイルと石けんの比喩をどう読むか

加水後の説明には、アーモンドオイル、油を含んだ布、オリーブオイル、ポプリ、石けんが並びます。オイルという言葉が何度も出てくるのは、香りの滑らかさや、口当たりの質感の比喩のようです。

つまりこのノートは、果物の名前を当てるより、さらりとしているのか少し粘りを感じるのか、という質感を読むための説明なのだと思います。石けんと言われて味の想像はつきませんが、質感の話だと分かると、少し腑に落ちました。

煙は口に含んでから、らしい

香りでは煙をほとんど感じないのに、味の欄に進むと甘い始まりの後に軽く香る煙が現れ、余韻では甘い煙が長く残る。カリラの煙は、最初ではなく後から来る構成のようです。

最初から煙で押してくるラフロイグ10年とは順番が逆で、余韻に煙を残すボウモア12年とも少し違う。同じ島の煙でも、出てくる場所がここまで違うのかというのが、調べてみての発見でした。公式は氷や少量の水を加える飲み方も案内していて、加水後には塩気と酸味が出てくるそうです。

名前の意味は「アイラ海峡」

Caol Ilaはゲール語で「アイラ海峡」を意味します。蒸溜所は島の北東岸、ポート・アスケイグの近くにあり、海峡の向こうにジュラ島を望みます。1846年からこの場所で造り続け、アイラ島でも生産量の大きい蒸溜所の一つだそうです。

海沿いだから必ず塩気のある味になる、とは言えません。それでも、「海峡」という名前と場所を知ってから公式ノートの塩気を読むと、この蒸溜所を覚えやすくなりました。

石けんと聞いて、むしろ気になっている

ふつう、酒の説明に石けんやマウスウォッシュと書いたら売れなくなりそうなものです。それを堂々と書いているあたり、公式ノートの言葉をそのまま信用してよさそうな気がしています。

まだ飲んでいないので、あの比喩がどんな質感を指すのかは確かめられていません。バーの棚でカリラを見かけたら、まずこれを頼んで答え合わせをしてみたい。そう思わせる言葉選びでした。

お酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。体質や体調に合わせ、無理のない量で楽しんでください。

参考にした公式情報