営業のAIツール代は経費になる?商談議事録・提案資料AIの勘定科目

簿記学習科目

こんにちは、日々会社と個人事業主での事業を行ったり来たりしている新米社長です。

営業のAIツール代は、商談議事録、日程調整、提案資料、メール文面作成など顧客接点に近い用途が多いです。

商談や顧客名を残せるので、用途メモを作りやすい職種でもあります。

結論

営業活動の共通ツールなら通信費、商談記録は会議費、販促資料作成は広告宣伝費も候補です。

この職種では、AIツール代をすべて同じ科目に寄せるより、成果物や案件との距離で見ると整理しやすいです。基本は通信費、売上に直接ひもづくものは会議費、広告宣伝費、支払手数料も候補にします。

職種別に見る意味は、使うツール名が違うからではありません。同じChatGPTやClaudeでも、エンジニアがコード修正に使う場合、営業が商談メールに使う場合、デザイナーが広告素材のラフに使う場合では、経費として見たいポイントが変わるからです。

よくある使い方

職種ごとに、AIツールを使う場面はかなり違います。まずは実際の使い道を分けます。

使い方経理で見るポイント
商談議事録Fathom、tl;dv、Otter.ai会議目的を残す
日程調整Calendly商談・面談用途を見る
提案資料・メールGamma、Copy.ai顧客提案や販促との関係を見る

一人会社や個人事業主では、職種が一つに固定されないこともあります。たとえばエンジニアが営業資料を作る、ライターが画像生成AIを使う、講師が動画編集AIを使う、といったことは普通にあります。その場合も、肩書きではなく成果物と利用目的で判断します。

勘定科目の分け方

営業AIは、顧客接点と結びつくため、商談名や提案先をメモすると経費性が分かりやすくなります。

  • 営業全般の効率化なら通信費
  • 商談記録や会議補助なら会議費
  • 広告・販促資料なら広告宣伝費
  • 顧客案件に直接使うなら売上原価も検討する

勘定科目は、毎回完璧に細かく分けるより、後から見て意味が分かる粒度にそろえるほうが実務的です。通常利用は通信費、案件に直接対応するものは売上原価、広告や販促に直接使うものは広告宣伝費、というように、自分の事業に合わせたルールを決めておきます。

仕訳例

法人カードでAIツール代11,000円を支払った場合の基本形です。個人カードで立て替えた場合は、法人なら役員借入金、個人事業主なら事業主借などを使うことがあります。

タイミング借方金額貸方金額
カード利用時通信費11,000未払金11,000
口座引落時未払金11,000普通預金11,000

年払いの場合は、利用期間が決算をまたぐかも確認します。少額のサブスクとして継続処理する場合でも、金額が大きい契約やチームプランは、前払費用として分けるかを見ておくと安心です。

残すメモ

職業別の記事で一番大事なのは、ツール名ではなく仕事とのつながりを残すことです。

  • 商談名または顧客名
  • 議事録・日程調整・提案資料などの用途
  • キャンペーンや営業施策名
  • チーム利用なら利用者

メモは長文でなくて構いません。会計ソフトの摘要に「案件A コードレビュー用」「求人文作成」「講座スライド作成」のように残すだけでも、単なる私用サブスクではなく業務利用だったことを説明しやすくなります。

特に個人事業と法人を行き来している場合は、どちらの売上に関係する支出なのかも残しておくと安心です。同じAIツールでも、法人案件で使った月と個人事業の制作で使った月が混ざることがあります。

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