AIで画像、動画、音声、記事を作る場合、支払いはAIツール代でも、使い道は広告、販売商品、受託制作、自社メディアなどに分かれます。
この記事では、制作物の種類よりも「何のために作ったか」を軸に、勘定科目の候補と残しておく資料を整理します。
コンテンツ制作費の分け方
AIで作ったコンテンツだからといって、すべて同じ科目になるわけではありません。広告用、販売用、受託制作、自社メディア用で分けます。
| 用途 | 候補になる科目 | 見るポイント |
|---|---|---|
| 広告バナー、LP画像 | 広告宣伝費、制作費 | 広告や販促物との関係 |
| 販売するコンテンツ | 売上原価、制作費 | 売上に直接対応する制作費か |
| 受託制作の納品物 | 売上原価、外注費 | 案件名、納品物、契約内容 |
| 自社ブログ・SNS用素材 | 通信費、広告宣伝費、消耗品費 | 事業用メディアとの関係 |
AIツール代と外注費を分ける
自社で契約したAIツール代は、クラウドサービス利用料として通信費や支払手数料で見ることが多いです。一方、外部の制作者へ依頼して納品物を受け取る場合は、外注費や制作費として見ることがあります。
| 支払い先 | 支出の性質 | 残す資料 |
|---|---|---|
| AIツール提供会社 | ツール利用料、API利用料 | 請求書、領収書、利用明細、用途メモ |
| 外部デザイナー・編集者 | 制作作業への対価 | 契約書、請求書、納品物 |
| 素材サイト・音源サービス | 素材利用料、ライセンス料 | 利用規約、領収書、利用目的 |
制作物ごとのメモ
AIコンテンツ制作費は、カード明細だけでは何を作ったか分かりません。制作物、案件名、公開先、売上との関係を残します。
- 作ったもの:画像、動画、音声、記事、LPなど
- 使ったサービス:画像生成AI、動画編集AI、音声生成AIなど
- 用途:広告、販売商品、受託案件、自社メディア
- 案件名や公開先URL
- 請求書、領収書、ライセンス条件の保存場所
会計ソフトへ入れる前のチェック
制作費が増えてきたら、freee会計
や マネーフォワード クラウド
などの会計ソフトで、案件名、証憑添付、カード明細、未払金を月次で追えるか確認します。制作物の用途メモを摘要に残すと、後から見返しやすくなります。
| 確認すること | 見る理由 | 関連記事 |
|---|---|---|
| 証憑添付 | 請求書や領収書を後から探せるようにする | 領収書・請求書管理の実務フロー |
| 案件別メモ | 売上原価か販管費かを分ける | AIで作ったサービスの売上原価・外注費・通信費 |
| カード明細 | 未払金と引落の二重計上を防ぐ | 法人カード月次締めチェックリスト |
制作費処理で確認した情報
必要経費、帳簿書類の保存、電子取引データの保存に関わる部分は国税庁の公開情報を参照しています。AIサービスや素材サービスの利用条件は各公式情報で確認してください。
制作費を深掘りする関連記事
AIコンテンツ制作費は、画像・動画・Canva・AIサービス原価の記事とあわせて読むと、用途ごとの切り分けがしやすくなります。


