自宅兼事務所の按分ルールの決め方|家賃・電気代・ネット代

簿記学習科目

こんにちは、日々会社と個人事業主での事業を行ったり来たりしている新米社長です。

この記事では、自宅兼事務所の家賃・電気代・ネット代の按分ルールをどう決めるか整理します。

自宅兼事務所の支出は、なんとなく半分にするより、後から説明できる基準を決めることが大切です。家賃、電気代、ネット代ごとに、どの根拠を残すかを分けて考えます。

按分は説明できる基準で決める

自宅兼事務所の支出は、私用と事業用が混ざりやすい支出です。国税庁は家事関連費について、取引の記録などに基づいて業務上必要な部分を明らかに区分できる場合に、その区分できる金額を必要経費にできると案内しています。

支出按分基準の例残す資料
家賃仕事部屋の面積割合間取り、面積メモ
電気代使用時間、仕事部屋の利用状況利用時間のメモ
ネット代業務利用割合業務内容、利用割合の根拠
スマホ代業務通話・通信の割合利用目的、契約内容

法人と個人事業で考え方を分ける

法人の場合、契約名義や会社から個人への支払い方も確認します。個人契約の家賃を法人経費に入れる場合は、会社の事業利用部分をどう説明するかが重要です。

  • 契約名義が個人か法人かを確認する
  • 会社が負担する範囲をメモする
  • 同じ割合を継続して使う
  • 大きく変える場合は理由を残す

仕訳例

自宅ネット代10,000円のうち、業務利用50%を会社経費にする場合の例です。

借方金額貸方金額
通信費5,000役員借入金5,000

割合を変えるときのメモ

按分割合は、一度決めたら絶対に変えられないものではありません。ただし、理由なく毎月変えると説明しにくくなります。仕事部屋を変えた、業務時間が増えた、契約内容が変わったなど、割合を変える理由を残します。

変化見直す支出残すメモ
仕事部屋を増やした家賃、電気代間取りと面積のメモ
在宅稼働が増えた電気代、ネット代業務時間の目安
回線を事業用に分けた通信費契約名義と利用目的
引っ越した家賃、通信費新旧契約と利用開始日

割合そのものより、なぜその割合なのかを説明できることが重要です。迷う場合は、少し控えめにして根拠を厚く残す方が運用しやすいです。

按分割合を決めた後は、仕訳と証憑保存までつなげて確認します。家賃・電気代・通信費の仕訳は家賃・電気代・通信費の按分仕訳、自宅家賃の考え方は自宅家賃は経費にできる?、自宅兼事務所全体の整理は自宅兼事務所の家賃・電気代・ネット代まとめで分けて確認すると迷いにくくなります。

参考にした公式情報

家事関連費の考え方、帳簿書類の保存、電子取引データの保存に関係する部分について、国税庁の公開情報を確認しています。法人で自宅利用分を扱う場合は契約名義や会社負担の根拠も論点になるため、個別事情に応じて確認してください。

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