前受家賃の仕訳例|受取時・決算時・翌期首の処理

簿記学習科目

こんにちは、日々会社と個人事業主での事業を行ったり来たりしている新米社長です。

この記事では、前受家賃の仕訳を受取時、決算時、翌期首に分けて整理します。家賃収入を扱う小さな会社や不動産賃貸の経理で迷いやすい科目です。

まず結論を置き、その後に判断基準と仕訳例を確認できる形にしています。月次経理や決算前の確認で、対象期間、支払方法、証憑の残し方を分けて見ていきます。

結論

前受家賃は、まだ当期の収益にすべきではない翌期以降の家賃を、いったん負債として残すための勘定科目です。

判断基準

ケース考え方主な勘定科目
当期分の家賃当期の収益として処理する受取家賃
翌期分を先に受け取った決算で負債へ振り替える前受家賃、前受収益
翌期首再振替して収益に戻す受取家賃

仕訳例

3月決算の会社が2月に6か月分の家賃60万円を受け取り、4か月分が翌期分になる場合です。

タイミング借方金額貸方金額
受取時普通預金600,000受取家賃600,000
決算整理受取家賃400,000前受家賃400,000
翌期首前受家賃400,000受取家賃400,000

実務メモ

  • 契約期間と入金対象月を摘要に残す
  • 前受家賃は負債なので増えたら貸方に記入する
  • 家賃の入金額と消費税区分は契約内容で確認する

参考にした公式情報

税務・帳簿保存・インボイス・短期前払費用に関係する部分は、国税庁の公開情報を確認しています。クラウドサービスの請求書や領収書の取得方法は、各サービスの公式ヘルプを確認しています。画面や仕様は変わることがあるため、実際の保存時は最新の管理画面も確認してください。

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