簿記3級を一人会社の経費処理に使う方法|仕訳から月次確認まで

簿記3級を一人会社の経費処理に使う方法|仕訳から月次確認まで科目

こんにちは、日々会社と個人事業主での事業を行ったり来たりしている新米社長です。

この記事では、簿記3級の知識を一人会社の経費処理にどう使うかを整理します。

試験対策ではなく、社長が経費、未払金、役員借入金、試算表を理解するための実務利用に絞ります。

簿記3級が役に立つ場面

知識実務で使う場面
仕訳経費を払ったときに借方・貸方を分ける
試算表月次で経費や残高の違和感を見る
損益計算書売上と経費のバランスを見る
貸借対照表未払金や役員借入金の残高を見る

経費は借方だけで見ない

経費処理では、消耗品費や通信費といった借方だけに目が行きがちです。ただ、実務では貸方の現金、普通預金、未払金、役員借入金を正しく分けることが重要です。

月次確認に使う

簿記3級を学ぶと、会計ソフトの数字を丸暗記ではなく構造で見られます。毎月の試算表で経費と残高科目を見比べるだけでも、入力ミスを見つけやすくなります。

簿記3級の仕訳を実務で使う例

実務で多いのは、同じ経費でも「どのお金で払ったか」によって貸方が変わる場面です。簿記3級で学ぶ借方・貸方の考え方をそのまま使えます。

支払い方借方貸方
法人口座から振込消耗品費普通預金
法人カードで支払い(引落は翌月)消耗品費未払金
社長が個人カードで立て替え消耗品費役員借入金
請求書を受け取り、支払いは来月外注費買掛金または未払金

借方の経費は同じ消耗品費でも、貸方を間違えると未払金や役員借入金の残高がずれます。試算表で残高科目を見ると、このずれに気づきやすくなります。

月次の試算表で見るところ

  • 普通預金の残高が通帳やネットバンキングと一致しているか
  • 未払金の残高が、まだ引き落とされていないカード利用額と合っているか
  • 役員借入金が、社長に返していない立替の合計と合っているか
  • 経費の科目で、前月と比べて極端に増えたものがないか

会計ソフト(freee会計やマネーフォワード クラウドなど)は口座やカードの明細から仕訳の候補を作ってくれますが、貸方の科目が合っているかの確認は自分で行います。具体的な見方は試算表で経費をチェックする方法にまとめています。

参考にした公式情報

この記事では、経費処理や帳簿保存に関係する部分について公的情報を確認しています。個別の税務判断は、金額、契約内容、事業実態で変わるため、迷う場合は税理士にも確認してください。

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