一人会社の初年度経理カレンダー|設立後12か月でやること

簿記学習科目

こんにちは、日々会社と個人事業主での事業を行ったり来たりしている新米社長です。

この記事では、一人会社を作った初年度にやる経理を、12か月の流れで整理します。

設立直後は、届出、口座、カード、請求書、領収書保存が同時に来ます。最初から完璧に仕訳を覚えるより、毎月同じ順番で確認できる形にしておくと、決算前の負担がかなり減ります。

初年度で先に決めること

初年度は、細かい仕訳よりも先に、入金先、支払手段、会計ソフト、証憑保存場所を決めることが大切です。ここが決まると、毎月の作業がかなり軽くなります。

時期やること目的
設立直後法人口座、会計ソフト、請求書テンプレートを準備売上と経費の入口を固定する
1か月目設立前後の支出を一覧化開業費・創立費・備品を後で探さない
毎月売上、カード、立替、領収書を確認決算前の掘り起こしを防ぐ
決算3か月前年払い、固定資産、未収未払を確認決算整理を早めに見つける

毎月の経理ルーティン

  • 請求書を発行し、入金予定を確認する
  • 法人口座の入出金を会計ソフトへ取り込む
  • 法人カード明細と領収書を照合する
  • 社長の個人カード立替を役員借入金として整理する
  • 源泉所得税や社会保険料などの支払い予定をカレンダーに入れる

決算前に慌てないための準備

決算前は、税金を急に考えるより、帳簿と証憑がそろっているかを確認します。年払いSaaS、PCや備品、未収売上、未払費用は初年度でも出やすい項目です。

確認項目見る資料判断すること
年払いサービス請求書、利用期間前払費用や月割りの要否
PC・備品領収書、購入日、用途消耗品費か固定資産か
未入金売上請求書、入金予定売掛金が残っているか
社長立替個人カード明細、領収書役員借入金の残高

12か月の動き方

初年度は、月ごとに新しい作業を増やすより、最初の3か月で型を作り、4か月目以降は同じ型を回すのが現実的です。次のように粗く分けると、設立後の混乱を減らせます。

時期重点具体的に見ること
1〜3か月目入口を固める請求書、入金口座、支払手段、証憑保存場所を固定する
4〜6か月目月次の型を作る売掛金、カード未払金、社長立替、源泉所得税を毎月確認する
7〜9か月目決算論点を拾う年払い、備品、未収未払、税理士への確認事項を一覧化する
10〜12か月目決算準備を進める領収書不足、残高ズレ、固定資産候補を先に潰す

特に一人会社では、社長しか事情を知らない支出が多くなります。未来の自分や税理士が見ても分かるように、摘要に「何のために使ったか」を残すだけでも決算前の探し物が減ります。

初年度から会計ソフトを使う場合は、法人口座・カード連携、請求書、証憑保存、税理士への共有まで同じ流れで確認します。候補を比べるなら、freee会計マネーフォワード クラウドを、料金だけでなく毎月の作業量が減るかという視点で見ておくと選びやすいです。

参考にした公式情報

設立後の届出、帳簿書類の保存、電子取引データの保存、源泉所得税の納付期限に関係する部分について、国税庁の公開情報を確認しています。実際の提出期限や納付方法は会社の状況で変わるため、税理士や管轄窓口にも確認してください。

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