借方・貸方とは?簿記3級で迷わない覚え方と仕訳例

簿記学習 簿記3級

こんにちは、日々会社と個人事業主での事業を行ったり来たりしている新米社長です。

この記事では、簿記3級で最初につまずきやすい借方・貸方を、暗記だけに頼らず判断できるように整理します。

日商簿記3級は商業簿記が中心で、公式案内では試験時間60分、合格基準70%以上とされています。ここでは公式の出題情報も確認しながら、学習者がつまずきやすいポイントを実務の見方にもつなげて整理します。

借方・貸方は左と右の名前

借方・貸方は、良い悪い、借りる貸す、という意味で覚えるより、まずは帳簿の左側と右側の名前として覚える方が迷いません。借方が左、貸方が右です。

言葉位置最初の覚え方
借方かりかたの「り」は左にはらう、と覚える
貸方かしかたの「し」は右にはらう、と覚える

増える側を先に覚える

仕訳で迷ったら、科目が資産・負債・純資産・収益・費用のどれかを判断し、増える側から考えます。減るときは反対側です。

分類増える側
資産借方現金、普通預金、売掛金、備品
費用借方仕入、通信費、支払家賃、消耗品費
負債貸方買掛金、未払金、借入金
純資産貸方資本金、繰越利益剰余金
収益貸方売上、受取手数料、受取利息

基本の仕訳例

現金10,000円で消耗品を買った場合、消耗品費という費用が増え、現金という資産が減ります。費用の増加は借方、資産の減少は貸方です。

借方金額貸方金額
消耗品費10,000現金10,000

商品を30,000円で売り、代金は後日受け取る場合は、売掛金という資産が増え、売上という収益が増えます。

借方金額貸方金額
売掛金30,000売上30,000

試験で迷ったときの順番

  • 取引文から増えたもの、減ったものを2つに分ける
  • それぞれの勘定科目を資産・負債・純資産・収益・費用に分類する
  • 増える側を表で確認し、減るものは反対側に置く
  • 借方合計と貸方合計が同じ金額になっているか確認する

参考にした公式情報

試験範囲や出題形式に関する部分は、日本商工会議所・商工会議所検定試験の公開情報を確認しています。受験時は最新の公式案内も確認してください。

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