売掛金という勘定科目について

売掛金という勘定科目について 科目

売掛金に(うりかけきん)ついて

商品を販売した際に代金を後で受け取る場合(掛取引)、売掛金勘定で処理します。

掛取引とは?

掛取引とは、商品取引の支払い方法の一つで、商品の引渡し時には代金支払いを行わず、決められた期日までに後日支払いを行うことを指して呼びます。

別名、信用取引(しんようとりひき)とも呼ばれます。

商品購入時における掛取引を買掛金、商品販売時における掛取引を売掛金と呼び、売掛金はこの掛取引の際に使われる勘定科目です。

売掛金は資産の科目

売掛金は資産の科目です。

売掛金は増加したら借方に、減少したら貸方に記入します。

売掛金勘定を用いた仕訳の例
  • 商品を130,000円で販売し、代金は掛けとした。
借方科目金額貸方科目金額
売掛金130,000売上130,000

このように代金を掛けとした場合、借方に売掛金勘定を、貸方に売上勘定を用いて処理をしていきます。

代金が入金されたときの仕訳

掛けで販売した代金が振り込まれたら、売掛金を減らします。

  1. 売掛金130,000円が普通預金に振り込まれた。
  2. 売掛金110,000円の入金があったが、振込手数料440円が差し引かれ、109,560円が普通預金に振り込まれた。振込手数料は当社が負担することにした。
–借方科目金額貸方科目金額
1普通預金130,000売掛金130,000
2普通預金
支払手数料
109,560
440
売掛金110,000

2のように差し引かれた手数料を記録しないと、売掛金が440円残ったままになります。手数料の扱いは「振込手数料の仕訳」でも書いています。

よくある間違い

  • 入金されたときに、もう一度売上を計上してしまう。売上は販売したときに計上済みなので、入金時の貸方は売掛金です。
  • 商品ではなくサービスの代金だからと、売掛金以外の科目にしてしまう。本業のサービスを提供して代金を後で受け取る場合も、売掛金を使います。
  • 決算のときに、取引先ごとの残高を確かめない。入金予定日を過ぎても残っている売掛金があれば、請求漏れや入金の記帳漏れがないかを見ます。回収できなくなった場合の処理は貸倒れの記事にまとめています。

売掛金と関連する勘定科目

売掛金は、商品やサービスを販売した後で代金を受け取る権利を表します。販売目的の商品を掛けで仕入れた場合は買掛金、商品以外の固定資産などを売却して後日代金を受け取る場合は未収入金を使います。

ほかの科目も確認したい場合は、勘定科目一覧から探せます。

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