決算整理仕訳の基本|簿記3級で押さえる処理と覚え方

簿記学習 簿記3級

こんにちは、日々会社と個人事業主での事業を行ったり来たりしている新米社長です。

この記事では、簿記3級の決算整理仕訳を、なぜ必要なのか、どの処理から覚えるかという順番で整理します。

日商簿記3級は商業簿記が中心で、公式案内では試験時間60分、合格基準70%以上とされています。ここでは公式の出題情報も確認しながら、学習者がつまずきやすいポイントを実務の見方にもつなげて整理します。

決算整理は期間を正しくする作業

決算整理仕訳は、期末に帳簿の数字を正しい期間と残高に合わせるための仕訳です。出題区分表では、3級の決算整理として商品棚卸、貸倒見積り、減価償却、前払・未払・未収・前受などが示されています。

ポイントは、現金の出入りだけで判断しないことです。当期の費用や収益なのか、翌期以降のものなのかを分けます。

まず押さえる処理

処理目的見るポイント
商品棚卸売上原価を計算する期首商品、当期仕入、期末商品
貸倒引当金売掛金などの回収不能見込みを反映する対象債権と設定率
減価償却固定資産の使用分を費用にする取得原価、耐用年数、残存価額
前払・未払費用の期間を合わせる当期分と翌期分
未収・前受収益の期間を合わせる当期分と翌期分

費用の見越し・繰延べ

費用を先に払っている場合、翌期分は前払費用として資産に振り替えます。反対に、当期分なのにまだ払っていない費用は未払費用として負債にします。

状況使う科目考え方
翌期分を先払いしている前払費用費用を減らして資産にする
当期分をまだ払っていない未払費用費用を増やして負債にする
当期分をまだ受け取っていない未収収益収益を増やして資産にする
翌期分を先に受け取っている前受収益収益を減らして負債にする

この4つは、ほとんどの場合で月数を使って当期分と翌期分を分けます。まずは月割りとは何かを押さえ、具体的な数え方は月割り計算のやり方、仕訳例は月割り計上の仕訳例で確認するとつながりやすくなります。

練習するときの順番

  • 問題文から期首・期末・当期の期間を確認する
  • 費用や収益を当期分と翌期分に分ける
  • 資産や負債に振り替える科目を決める
  • 精算表では修正記入欄に入れ、PL・BSへ移す

参考にした公式情報

試験範囲や出題形式に関する部分は、日本商工会議所・商工会議所検定試験の公開情報を確認しています。受験時は最新の公式案内も確認してください。

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