EC・物販の経費になるもの一覧|仕入・送料・決済手数料

簿記学習科目

EC・物販は、仕入、送料、決済手数料、広告費など、経費と売上原価の整理が重要です。

結論だけで見ると経費にできそうでも、税務では「事業に直接必要か」「私用や生活費と分けられるか」「支払内容を後から説明できるか」が重要です。この記事では、国税庁の公開情報を確認したうえで、一人会社・個人事業主が実務で迷いやすい判断軸に絞って整理します。

先に結論

物販では、買ったものがすぐ経費になるとは限りません。販売する商品は売上原価や棚卸と関係し、梱包資材や送料、決済手数料は販売費として整理することが多いです。

状況扱い見るポイント
販売用商品仕入・売上原価在庫と棚卸を確認
送料・梱包資材荷造運賃・消耗品費発送に使う支出
決済手数料支払手数料売上入金との差額

判断基準

EC・物販では、経費と仕入を分けると利益が見えやすくなります。

  • 販売する商品なのか、自社で使う備品なのか
  • 期末在庫が残っていないか
  • 送料を自社負担するのか顧客負担するのか
  • 決済手数料やプラットフォーム手数料を分けているか

残す証拠

経費性を説明するには、支払った事実だけでなく、何のために使ったかが分かる資料を残します。

残すもの目的
仕入明細・請求書商品仕入を確認する
在庫表期末在庫を確認する
発送伝票・送料明細発送費を確認する
決済サービス明細手数料と入金額を確認する

仕訳・処理例

商品仕入30,000円、送料1,100円、決済手数料330円の例です。

借方金額貸方金額メモ
仕入30,000買掛金30,000販売用商品の仕入
荷造運賃1,100普通預金1,100発送費
支払手数料330売掛金330売上入金から差し引かれた手数料

注意点

  • 販売用商品は期末在庫があれば棚卸が必要です
  • 自分で使う備品と販売用商品を混ぜないようにします
  • プラットフォーム手数料、決済手数料、送料を分けると粗利を確認しやすくなります

参考にした公式情報

必要経費、家事関連費、帳簿書類保存、電子取引データ保存、役員貸付金に関する部分は、次の公的情報を確認しています。個別の金額が大きい場合や判断が難しい場合は、税理士にも確認してください。

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